2021年4月からIIJmioが打ちだしているギガプランは大容量ギガ(パケット)でお得ですが、実は小容量契約では “さらにお得” だという家計にこれ以上なく優しいプランです。
特に音声通話で2GBの858円、8Gの1,518円は業界最安水準。
この記事では、そんなギガプランを徹底解説いたします。
なお、記事中の金額はすべて税込表示です。
最安は eSIM 440円 / 音声通話 858円(各2GB)
IIJmioギガプランは好きな時にプラン変更可能(月末日除く)なので、色々試してみる価値があります。
そこでまず、ギガプランの料金を簡単にご紹介しましょう。
音声通話
2GB / 858円
4GB / 1,078円
8GB / 1,518円
15GB / 1,848円
20GB / 2,068円
eSIM(SIMカード無しのデータ通信。対応スマホが必要)
2GB / 440円
4GB / 660円
8GB / 1,100円
15GB / 1,430円
20GB / 1,650円
データ通信(SIMカード有り)
2GB / 748円
4GB / 968円
8GB / 1,408円
15GB / 1,738円
20GB / 1,958円
この他に「音声通話無しのSMS+データ通信プラン」も存在しますが、これは音声通話プランの各料金から「33円」安くなるだけです。
1年通しても396円の差にしかなりませんので、個人でこれを選ぶぐらいなら缶コーヒーを買うのを年3回ほど我慢し、音声通話プランを契約した方が圧倒的コスパに優れているといえましょう。
動画・ゲームしない人は2GBでOK。音声通話1ヶ月858円
IIJmioギガプランの最低容量である2GBというのは、最近の10GB以上が当たり前という風潮からしてみると少なく感じるかも知れません。
しかし、実際は事足りている場合が少なくないのです。
特に動画は見なかったり、ゲームを遊んだりしないという方です。
検索をしたり、メールのやり取りをしたりする程度では、月に2GBを超えた通信になってしまう事はまずあり得ません。
目安として1GBで可能な通信内容を紹介しましょう。
(状況によって通信容量は変化するので、あくまでおおよその数値である事をご了承ください)
文字のみのメール:2,000通
画像添付メール:300通(1通3MBの画像付で換算)
Google検索:3,000回
GPSアプリ:7時間
SNSトーク:10万回
SNS電話:30時間
SNSビデオ通話:4時間
いかがでしょうか。1ヶ月2GBもあれば、日常使用には十分だと感じる方が多いと思われます。
「なんとなく」で10GB以上のプランを契約している方は、今すぐ日常の使用量を見直してみましょう。
IIJmioギガプランの2GB(音声通話)なら、基本料金は1ヶ月858円です。
バランス最強8GB。音声通話1ヶ月1,518円
8GBがバランス最強だという理由は、スキマ時間に動画やゲームを楽しむという方にオススメできる容量だからです。
1ヶ月に8GBを超える通信というのはそうそう発生するものではなく、動画であれば何時間も没頭しなければ到達できない容量です。
目安として、1GBはYouTubeでいえば標準画質(480p)で1時間30分、フルHD(1080p)でも30分程度の視聴ができます。
加えて、2GBの項目で紹介している低容量通信に限定する場合は、1ヶ月で使い切るのは不可能といってもいいでしょう。
在宅勤務等で常時通信が必要なら15・20GBプランも検討したいですが、外出する生活を送っていれば8GBで足りなくなる事はあまり起きないでしょう。
それにいつでもプランは変更できますから、後から容量を上げるにしても下げるにしても、様子見のプランとして8GBはバランスに優れた容量なのです。
IIJmioギガプランの8GB(音声通話)なら、基本料金は1ヶ月1,518円です。
20GBプランでも業界最安値2,068円
低容量でのお得さが際だつIIJmioですが、大容量も業界最安値です。
同じ20GB音声通話同士で、他社の人気格安プランと比較してみましょう。料金はいずれも税込です。
IIJmioギガプラン / 2,068円
ahamo(ドコモ)/ 2,970円
楽天モバイル / 20GBまで2,178円(従量+定額制で20GBを超えると3,278円)
この通り、最安値を自慢し合う業者の中でも飛び抜けて価格を抑えているのがIIJmioです。
20GB以上となると楽天モバイルに軍配が上がりますが、毎日映画を何本も見て、さらにゲームもプレイしまくる、というような使い方をしなければ月に20GB以上の通信が発生する事はありません。
例えば、レストランの食べ放題は力士やフードファイター以外にはお得ではありませんが、それに似ているといえましょう。
つまり “大半の人にとって大容量でも最安値となるのがIIJmio” という事になります。
通信はドコモ・au品質で心配無用
あまりに安いと、肝心な時に繋がらなかったりブツブツ途切れたりで品質が悪いんじゃないか、と心配になるかもしれません。
しかし大丈夫です。
なぜならIIJmioはドコモ回線とau回線帯域の一部を利用しているので、通信品質はその2社のものに準じているからです。
MVNOゆえ混雑時間帯は低速になる
弱点はMVNOゆえの混雑時間帯における速度低下です。
回線品質はドコモ・au回線そのものですが、IIJmio含めてMVNOとは簡単にいうと、キャリアから間借りした回線をユーザーに安く提供するサービスです。
イメージとしては、キャリアが片側3車線以上の幹線道路なら、MVNOは1~2車線ぐらいの道路といった感じになります。
なので混雑に弱く、昼の休憩時や通勤時間帯では「ちょっと重いな」と感じる事もあるでしょう。
それでもIIJmioは、この限られた帯域の増強と整備に努めており、それを怠るMVNOに比べれば圧倒的品質に優れているといえます。
コストパフォーマンスを含めれば、IIJmioは最高品質のMVNOだと捉えられるでしょう。
IIJmio旧プラン契約者は即座に移行しないと大損
圧倒的お得さを誇るギガプランですが、同じIIJmioが2021年3月まで展開していた旧プランと比較すると、いかに圧倒的なのかが解ります。
旧プラン
3GB / 1,760円
6GB / 2,442円
12GB / 3,586円
ギガプラン
2GB / 858円
4GB / 1,078円
8GB / 1,518円
15GB / 1,848円
20GB / 2,068円
残念ながら “旧プランからギガプランへは自動移行されません” 。
なので2021年3月以前からIIJmioユーザーの方で、ここしばらく見直しをしていない方は “旧プランのまま非常に損をしている” 事になってしまいます! 今すぐにギガプランへ乗り換えましょう。
旧3GB→ギガプラン4GBと移行しても月682円も浮くので、全く考える必要なしです。
5G通信にも無料オプション対応
格安をうたうMVNOでも5G通信を利用するには別料金を要求される所が多いですが、IIJmioは太っ腹な事に無料で利用可能です。
オプション対応という事になっていて、会員専用ページにアクセスして利用登録する必要はありますが、手順はたったそれだけです。
5G対応のスマホを手に入れている方にとっては、新しい通信規格の威力を手軽に試せるというのもIIJmioの凄い所といえましょう。
MNP転出・解約手数料も無料
乗り換え時になにかと気になる転出・解約手数料もIIJmioは無料です。ちょっと試してみて、気に入らなかったら1円も損する事なく乗り換えられます。
しかし乗り換えた先もIIJmioと同じであるとは限りませんから、注意しましょう。
まとめ 事実上の業界最安値を誇るIIJmioギガプラン
2021年12月現在、月々20GB以下の利用であればIIJmioギガプランは文句なしに業界最安値です。
すなわち毎日映画を何本も見たり、24時間オンライン通信をするヘビーユーザー以外はIIJmioと契約するのが一番通信料金を節約できるのです。
そして通信品質の優秀。
大手社から乗り換えでぜひお得を実感してもらいたいのがIIJmioです。
ahamo、povo、LINMOユーザーの方もさらなるお得を求めるならmioです。