IIJmioは2021年6月に、格安SIMとしていち早く5G接続サービスを提供開始しました。さらには有料オプションではなくギガプランにデフォルトで付帯するサービスという形での提供だったために格安SIM界隈の話題をさらい、他の格安SIMが5Gサービスを始める契機にもなりました。
そんなIIJmioに契約したならば、やはり使ってみたいのが5G接続です。
しかし5G接続は通信する端末本体が5G対応であることはもちろん、それ以外にもいくつかの条件があって、初心者にとってはハードルが低くないのが現状です。
そこで、IIJmioで5G接続を行うにあたって必要な条件や注意点について解説します。
SIMカード契約の制限に注意
非常にややこしい話なのですが、IIJmioの物理SIMカード契約の中で、タイプDのSMS+データ通信(通話無し)のSIMカードのみ5G接続に非対応です。
つまり、5Gに対応するSIMカードは
・音声通話+SMS+データ通信・タイプD
・音声通話+SMS+データ通信・タイプA
・SMS+データ通信・タイプA
・データ通信・タイプD
の4つになります(データ通信・タイプAは提供無し)。電話番号は要らないけどSMSだけ必要、という方はタイプAを選ぶか音声通話を付けるかしないと5Gが使えませんので注意してください。
また、eSIMも今のところ5G接続が行えません。eSIMは比較的新しいミドルクラス以上の端末に搭載されていますから、結果として5G対応の機種が多いため非対応は残念です。しかしeSIM接続は区分けとしては データ通信・タイプD 扱いですので、今後5Gに対応することが十分考えられます。期待して待ちましょう。
端末も5G対応が必要。公式の動作確認端末でチェックしよう
もちろん端末側も5G対応である必要があります。現在は過渡期ということもあり、5G対応端末はそれを前面に押し出して売りにしていますので、対応端末を選ぶことは難しくないと思います。
自分の端末の対応状況がよくわからないという方は、公式サイトの動作確認端末をチェックしてみるといいでしょう。5G接続が可能な端末ではわかりやすく赤字で注記してありますので、対応の可否が一目でわかるようになっています。
使いたい場所が5Gエリア内か確認しよう
そして現実的な問題として大きいのがサービスエリアの問題です。回線・端末ともに対応していたとしても、5Gエリアの範囲外にいれば5G接続しようがありません。
5G回線網はIIJmioが用意しているわけではないためIIJmioは管轄外で、キャリアの5Gエリアがそのまま反映されます。
タイプD契約ならばドコモの5Gエリア、タイプA契約ならばauの5GエリアがIIJmio回線での5Gエリアになるわけです。
それぞれドコモ・auの公式サイトで詳細が確認できますので、普段スマホを使う場所が5Gエリアか調べてみましょう。
4G/5Gの切り替えはとっても簡単!
ここまで条件がそろいましたら、あとはIIJmio側の設定を行うだけです。
IIJmioの会員専用ページで、「データ量」を押すと「5G通信/4G通信の切替」があるので、そこで5G通信に切り替えます。
すると即時で5G通信に切り替わりますので、5Gの電波をつかむまでしばらく待ってみましょう。
もししばらく待っても切り替わらない場合は、端末を再起動してみてください。
5G通信がオンになっていても、5Gの電波が入らない・電波が非常に弱い場合は4G接続に切り替わるため、常時5G通信をオンにしていても大抵の場合は差し支えありません。
5Gをオンにすると使えなくなるのは3G接続で、すでに化石のような扱いである3G接続ですので困る人はほぼいないと思いますが、山間部などごく限られた場所で3G電波のみが通じるということもなくはありません。
山間部や過疎地に行くことが多く、スマホのアンテナピクトを観察していると3G接続になっていることがたまにある、という方は普段は5Gをオフにしておいた方がいいでしょう。
また、タイプAのau回線では3G接続サービスの提供がすでに終了していますので、5Gをオンにしていてもエリアが狭くなることはありません。
せっかくの無料5Gサービスなので使えるなら使おう!
ここまでの説明の通り、5G接続に至るまでにクリアすべき課題は少なからずあるといえます。しかしせっかく無料で提供されている5Gサービスですから、もしSIMカードと端末が対応しているならば5G接続にチャレンジしてみてください。
端末が非対応の方は、5Gスマホもだいぶ安くなってきましたので、次の機種変更で狙ってみてはいかがでしょうか。
また、5Gエリアは現在急速に整備が進んでいます。特に大都会以外でも地方都市を中心に実用的なエリア展開になりつつあります。もし自分の家の周りも5Gが整備されたとなれば、無料の5Gが提供されているIIJmioのメリットはさらに大きくなるでしょう。これから格安SIMを始めるならば、将来的にもIIJmioを選んでおくのがおすすめです。