最近、家電量販店の店舗で格安SIMの契約などを取り扱う場所が増えてきました。
大手グループであるビックカメラでも店頭に格安SIMカウンターを設置し、サポート業務を行っています。
その格安ビックカメラのSIMカウンターではオリジナルの格安SIMサービスである「BIC SIM」を提供していますが、名称やロゴには「Powered by IIJmio」と付いていますし、プランもギガプランなどがあって内容もIIJmioのそれと同じであるなど、IIJmioとそっくりのサービスです。
BIC SIMとは一体何なのか、IIJmioとの関係は何なのかと疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
このBIC SIM、実はIIJmioの回線と中身はほぼ一緒のサービスとなっています。
IIJmioとの関係や違いについてこれから説明していきますが、結論からいうとネットから新規契約するならば本家IIJmioの方をおすすめします。
ビックカメラグループとIIJmioは提携関係にある
なぜIIJmioと同じような内容のBIC SIMが提供されているのかというと、ビックカメラグループとIIJmioは提携関係にあるためです。
つまり、ビックカメラは提携先のIIJmioのサービスに自社のブランド名を付けてBIC SIMとして提供しているのです。
そしてBIC SIMはビックカメラグループの実店舗にある格安SIMカウンターで対面でのサポートが受けられる点が売りなのですが、このカウンターでは提携関係にあるIIJmioの契約関係のサポートも受けることができます。中身は同じなので当然といえば当然ですね。
IIJmioの公式サイトでもサポート・取扱店舗としてビックカメラグループの店舗が地図上で検索できるようになっており、格安SIMカウンターのIIJmioサポートは公式のサービスとなっています。
BIC SIMにメリットがあるのはビックカメラをよく使う人
それでは、BIC SIMと本家IIJmioのどちらを選べばいいのでしょうか。
端的に言えば、新規契約をネットを経由せずカウンターにて対面で完結できる点と、ビックカメラのポイント(ビックポイント)が月額料金の支払いに充当できる点、の2点がBIC SIMのメリットのほぼ全てです。
格安SIMカウンターでのBIC SIM新規契約では、本人確認書類の提出なども含めて全てスタッフが取り次いでくれますので、スマホのカメラで本人確認書類を撮影してアップロードするという作業が難しい方には嬉しい点といえるでしょう。
しかしながら、それ以外の格安SIMカウンターにて受けられるサービスはBIC SIMでもIIJmioでもあまり変わりませんし、後述しますがオプション変更の類いはBIC SIMでもIIJmioの公式サイトにログインして行う必要があります。
このため、ネット上で新規契約を行うのが難しい方を除けば、ビックポイントの月額料金への充当がメリットとなりますが、基本的にはビックカメラをよく使う方向けのメリットといえるでしょう。
契約後のオプション変更等はIIJmio公式から
BIC SIMは充実した店舗サポートを売りにしてはいますが、音声オプションやモバイルオプションの変更など、IIJmio公式の会員ページから行うようなオプション変更は基本的に店舗で承っていません。
店舗で行えるのは一部の契約関係に限られ、それ以外はBIC SIMにせよIIJmioにせよ、どちらもIIJmio公式に自分でアクセスして行うことが求められます。
また「ネットでの契約が難しいから店頭でBIC SIMを契約したい」と考える初心者の方には特に気をつけていただきたいのですが、BIC SIMの解約手続きもネット上のIIJmio公式ページでの申し込みのみになります。
このことはBIC SIM公式サイトのQ&Aにも明記してあります。
IIJmioの解約手続きは非常に簡単ではありますが、ネットで自分で手続きすることが一切できないと、BIC SIMの解約もできませんので気をつけてください。
他にIIJmio公式からの申し込みが必要な手続きとして、SIMカードの種類変更、MNP番号発行などがあります。
ネットから申し込みできるなら本家IIJmioの方がおすすめ
このように、BIC SIMは店頭で新規契約を行うことができ、その後の店頭サポートも期待できる点はメリットといえます。
しかし、いずれオプション変更や解約・MNPなどでIIJmioの会員ページにアクセスする必要があることを考えると、全てビックカメラ店頭カウンターにおんぶに抱っこでいるわけにはいきません。
特に、このサイトをご覧になっているような、ネットで情報収集などをできる方にとっては、本家IIJmioに対するBIC SIMのメリットは限定的です。
サポート先が散らばるという面倒もありますので、ネットからの申し込みができる方ならば直接本家のIIJmioを申し込むことをおすすめします。