IIJmioのメインラインであるギガプランの中で、ひときわ異彩を放つのがeSIMプランです。
データ専用で電話番号が付与されず、代わりに月額料金が驚きの440円と、まさに型破りなサービスといえます。
非常に高コスパなサービスですが、データ専用なのでサブ端末向けかデュアルSIMでの運用がメインでしょう。
同じIIJmioということでギガプラン同士で2回線契約し使っていた人も多いと思います。
ところで、このたび他社格安SIMサービスであるマイネオから、全く新しいプランである「マイそく」が発表されました。
このマイそくは非常に尖ったプランとなっており、IIJmioのeSIMプランと大変相性がいい内容となっているのです。
そこで、マイそくの紹介と、IIJmioのeSIMプランと組み合わせてどのようなメリットが得られるのか解説したいと思います。
マイネオの新プラン「マイそく」とは?
マイネオはこれまで基本プランとして、「マイピタ」というスタンダードな内容のサービスを提供していました。
これはIIJmioにおけるギガプランと同じで、高速通信用のデータ量がプランごとに決まった量付与される一般的なプランです。
一方でマイそくは、高速通信用のデータ量が全く付与されません。
では常に低速通信の安かろう悪かろうなサービスなのかというとそんなことはなく、データ消費なしの回線速度がマイそくスタンダードでは1.5Mbps、マイそくプレミアムでは3Mbpsとなります。
もともとマイネオでは「パケット放題Plus」という、データ消費なしの節約モード時に回線速度を1.5Mbpsに引き上げる有料オプションが非常に人気を博したという経緯があり、この流れをくんで基本プランにパケット放題Plusの特徴を取り入れたのがマイそくというわけです。
そんな使い放題をベースとしたマイそくが、スタンダードでは1,000円切りの月額990円で提供されることとなり、話題を集めています。
マイそくには大きな”弱点”も
一方で、マイそくには明確な弱点も存在します。
マイそくは使い放題プランですが、格安SIM回線が最も混雑する平日12〜13時の1時間の間、回線速度が32kbpsに制限されます。
これは事実上ネットの使用がほぼできないことを意味します。
同じく、直近3日以内のデータ使用量が10GBに達したときも、同じく回線速度が32kbpsに制限されます。
マイそくには高速通信用のデータ量が付与されないため、これを回避する方法が有料オプション(1回330円・24時間高速通信可)を購入する以外にありません。
ネットが必要なときに制限にかかってしまうと大変なことから、コスパは非常に高そうだが使いこなすのが難しそうという評価がなされています。
IIJmioのeSIMプランと組めばすべて解決!?
そこで、IIJmioのeSIMプランにスポットが当たります。例えばiPhone Xs・XR以降のiPhoneでは物理SIMが1スロットとeSIMが1スロットあり、同時にセットが出来ます。
マイそくは平日昼にネットがほぼ使えないことや制限時のバックアップがないことが弱点ですが、IIJmioのeSIMプランは月額440円で2GBのデータ量がついてきて、もちろん昼の速度制限もありません(混雑により速度が落ちることはありますが)。
マイそくで困ったときに、ちょうどいい具合にIIJmio側がバックアップの役割を果たしてくれます。
一方でIIJmioのeSIMプランは技術的制約によってデータ通信のみのサービス提供であり、電話番号がつきませんが、マイそくは電話番号付き(マイネオでいうところのデュアルプラン)なので、音声通話はマイそく側に任せられます。
ちなみに平日昼や3日10GB制限は音声通話には影響を及ぼさないため、電話が着信しにくくなったりすることはありません。
eSIM対応のiPhone一覧
eSIMに対応しているiPhoneは下記の15機種です。
- iPhone 13シリーズ 13、13 Pro、13 Pro Max、mini
- iPhone 12シリーズ 12、12 Pro、12 Pro Max、mini
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 11シリーズ 11、11 Pro、11 Pro Max
- iPhone XR、XS 、XS Max
双方とも「割り切ったプラン」だから相性抜群
別会社のプランながら、マイそくとギガプランeSIMがこれほど相性がいいのは、どちらも非常に割り切ったプランであるからでしょう。
マイそくは格安SIMが最も混雑する平日昼や大容量通信時に強い制限を課す代わりに、驚くほど安価な使い放題サービスを実現しています。
ギガプランeSIMもデータ専用・eSIM専用と制限がある代わりに、格安SIMの中で最高のコストパフォーマンスを実現しています。
お互いが割り切った部分をもう一方が持っているような相補的な関係なので、マイそく+ギガプランeSIMはここまでしっくりくる組み合わせとなっているのです。
具体的にどのようなメリットが?
マイそく+ギガプランeSIMでは、基本的に平日昼以外は制限がかかるまでマイそく側でデータ通信を行い、制限にかかったらギガプランeSIM側にデータ通信を切り替えて使うという運用になります。
マイそくは3日10GB制限にかかるとほぼネットが使えない状態になってしまい、その回避が難しいために、せっかく使い放題なのに直近3日のデータ使用量を見ながら恐る恐る使わなければならないという矛盾がありました。
しかしデュアルSIM運用ならば、平日昼や制限がかかったらギガプランeSIM側に避難すればいいので、文字通りの使い放題が楽しめます。
それに、どちらも非常に安価であるため、マイそくスタンダード+eSIM 2ギガプランなら合わせて1,430円であり、この月額料金で音声通話+使い放題+高速通信2GBというサービスは他ではまず手に入らないでしょう。
通話定額が欲しいという場合もマイそく側に10分かけ放題と無制限かけ放題オプションもあります。
ギガプランeSIMはマイそくの他にも「ゆずるね。」対策にも
マイネオユーザーの中に積極的に「ゆずるね。」という企画に参加している人がいます。
昼の12時~13時にデータ通信を使用しない事をアプリやマイページで宣言してその通り使わなかった場合に「ゆずるね。」が1回達成されます。
達成に回数に応じて特典がもらえるのですが、例えば昼に外食に出てちょっとでも使ってしまったという場合は宣言しても達成できません。
このちょっとだけ使うという用途にもギガプランeSIMはぴったりだったりします。
ゆずるね特典の夜間フリーやプレミアム1DAYパスは非常に魅力がありますので、ぜひ獲得したいものです。
eSIMを有効活用してスマホをお得に使おう!
格安SIM事業者の中でeSIMサービスをいち早く始めたのがIIJmioであり、それだけにギガプランeSIMのコスパは群を抜いています。
さらにギガプランeSIMと相性が抜群のマイネオの「マイそく」が始まることで、さらにeSIM運用の幅が広がります。
今後、格安SIMをお得に使う鍵はeSIMにあると言っても過言ではないでしょう。
IIJmioのeSIMサービスとマイそくやギガプランなどを組み合わせて、より快適なスマホ生活を味わってみてください。

